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目次
凡例
大鏡　第一
（序）
（帝王本紀）
五十五代　文徳天皇
五十六代　清和天皇
五十七代　陽成院
五十八代　光孝天皇
五十九代　宇多天皇
六十代　醍醐天皇
六十一代　朱雀院
六十二代　村上天皇
六十三代　冷泉院
六十四代　円融院
六十五代　花山院
六十六代　一条院
六十七代　三条院
六十八代　後一条院
大鏡　第二
（大臣列伝）
左大臣冬嗣
太政大臣良房　忠仁公
右大臣良相
権中納言従二位左兵衛督長良
太政大臣基経　昭宣公
左大臣時平
左大臣仲平
太政大臣忠平　貞信公
太政大臣実頼　清慎公
太政大臣頼忠　康義公
左大臣師尹
大鏡　第三
（大臣列伝）
右大臣師輔
太政大臣伊尹　謙徳公
太政大臣兼通　忠義公
太政大臣為光　恒徳公
太政大臣公季　仁義公
大鏡　第四
（大臣列伝）
太政大臣兼家
内大臣道隆
右大臣道兼
大鏡　第五
（大臣列伝）
太政大臣道長　上
道長は兼家五男、母は時姫
疫病流行と道長の幸運
北の政所とその子女
倫子の栄華と幸運
右馬頭顕信出家
道長の子女いずれも優秀
万寿二年当時の道長
道長、詩歌の才ある事
若き道長の豪胆
道長の人相　「虎子如渡深山峰」
賀茂行幸の雪の日、馬上の道長の容姿
不遇にめげぬ道長、伊周との競射
東三条院石山詣の際の道長・伊周の確執
伊周に遠慮する道長と車副の男の放言
東三条女院の道長推挙
藤原氏の発生、鎌足の大臣
不比等と藤原氏四家分流
冬嗣の南円堂建立と道長の孫通房の誕生
藤原氏の氏神の由来とその変遷
氏寺、山階寺の事ども
皇后の父、天皇の祖父となった藤原氏の人々
諸寺院と無量寿院との比較
兼家の浄妙寺参詣と道長の決意
極楽寺・法性寺建立秘話
権者道長と無量寿院
道長支配の御代の楽しさ
このお寺の境内の草木になりたい
食えなくなったら道長に嘆願書
道長一家の法成寺参詣
河内国から上洛した聖人の感想
世次の妻の出家の望み
嬉子懐妊、寛子病気の不安
重木の貞信公追慕
一品宮禎子誕生の際の夢告
大鏡　第六
太政大臣道長　下
光孝天皇践祚の想い出
宇多天皇鷹狩の際の神託
八幡の臨時の祭、宇多天皇の人間愛
慈愛溢れる醍醐天皇の仁政
いつも笑顔の醍醐天皇
讒者を斥ける醍醐帝の慈愛
大井河行幸御幸、宮滝御覧
純情優雅の朱雀天皇
村上天皇の親愛と寛容
鶯宿梅の故事と貫之の娘
秋の夕、琴を弾く斎宮の女御
重木、貫之と和泉国へ下向
重木の妻の話
世次の妻の若いころの事ども
世次、兵衛の内侍の琵琶を聴く
小野宮実頼ら村上帝を偲んで落涙
源雅信とその弟重信
円融院譲位の翌年、石清水臨時の祭ご見物
世次仏教に開限、清照・清範の事
法成寺の五大堂供養
詮子四十の賀の陵王・納蘇利
中宮彰子、大原野行啓
大極殿の怪と兼家の態度
世次、侍の才学を讃える
世次、嘘をつかぬと誓い長寿を自慢
世次、人間の寿命を論ず
重木の年齢と高麗人の観相
宇多法皇遊女御覧
古今集と貫之・躬恒
円融院紫野の御遊と曾禰好忠の恥辱
三条天皇の大嘗会の御禊の出車
一品宮の裳着と侍女の憤死
菩提講中止、世次たち行方不明
朝観の行幸に鳳輦を階下に寄せる由来
解説　石川徹
一　作者能信説の再浮上
二　大宅世次の年齢と雲林院菩提講の年時
三　『大鏡』の原型とその成長
四　『六国史』を嗣ぐもの
五　内容年代と成立年代との差違
六　源俊賢の登場場面が目立つ事
七　問答形式で戯曲的な構成を有する文学
八　『大鏡』の有するさまざまの特色
九　書名について
一〇　文学史的地位
一一　本書の発見と今後の課題
底本についての覚書
主要参考文献一覧
付録
一、十干十二支組み合せ一覧表
二、年号読み方諸説一覧
皇室・源氏系図　一
皇室・源氏系図　二
藤原氏系図　一
藤原氏系図　二
皇室・藤原氏外戚関係　一
皇室・藤原氏外戚関係　二
付図（内裏略図ほか）
(1) 内裏略図
(2) 大内裏略図
(3) 紫宸殿鳥瞰図
(4) 清涼殿平面図
(5) 平安京図